宮﨑駿監督が10年ぶりにメガホンを握ったことで話題となっている
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』
映画公開までほとんどの情報がなかったことでも注目を集めています。
この映画のタイトル『君たちはどう生きるか』には
同名小説があるんですが、どうやらこの小説は原作ではないようです。
今回は映画『君たちはどう生きるか』の原作について調べました。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』のあらすじ

ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の概要はこちらです。
- タイトル 『君たちはどう生きるか』
- 公開日 2023年7月14日
- 監督 宮﨑駿
- 原作 宮﨑駿
- 脚本 宮﨑駿
- 主題歌 米津玄師『地球儀』
- 制作期間 7年
事前の予告編やキャストの発表など、何もない状態で公開日を迎えた映画『君たちはどう生きるか』
一度は引退宣言をした宮﨑駿監督が、実質的に引退を撤回してメガホンを握ったことでも注目を集めています。
この10年ぶりの大作は、声優陣も豪華で
- 菅田将暉
- 柴咲コウ
- 滝沢カレン
- 大竹しのぶ
- 木村拓哉
など、数多くの有名人が出演しています。
しかし、事前の情報公開がないだけではなく、映画公開後も公式から物語の内容すら発表がないという徹底ぶり
映画を見た観客にもネタバレ禁止令が出されるなど、まだまだ謎の多い作品です。
【映画】『君たちはどう生きるか』の原作は小説じゃない?

ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の原作は
1937年に出版された吉野源三郎さんの小説『君たちはどう生きるか』ではありません。
映画のタイトルと小説の名前が同じなので、
映画の原作なのでは
と考える人が多かったようですが、違うんですね。
映画公開後に発表された情報でも
映画『君たちはどう生きるか』の原作は
宮﨑駿
と記載されています。
映画『君たちはどう生きるか』と小説は関係ない?

吉野源三郎さんの名著『君たちはどう生きるか』は映画の原作ではありませんが、
まったく関係がないわけではないようです。
小学生のとき、教科書に載っていた『君たちはどう生きるか』の冒頭部分に強い印象を受けたという宮崎監督は、年季の入った同書をスタジオに持参していた。若い制作スタッフにも読むよう勧めたところ「この本はまだ生きているね」と好評だったといい、作品のタイトルを決める段になって、一人が「『君たちはどう生きるか』がいい」と提案
好書好日
とインタビューで紹介されている通り、小説『君たちはどう生きるか』から強い印象を受けている映画のようですね。
実際に、映画の序盤とラストシーンにはこの小説『君たちはどう生きるか』が登場しているそうです。
直接の原作ではないものの、小説『君たちはどう生きるか』から強く影響を受けた作品のようですね。
『君たちはどう生きるか』には別の原作がある?

ジブリ映画『君たちはどう生きるか』は同じ名前の小説が原作ではないか
と噂になっていましたが、本当の原作は別にあるようです。
その物語は
ジョン・コナリー『失われたものたちの本』
映画を観た人にはジョン・コナリー『失われたものたちの本』(田内志文訳、創元推理文庫)が物語のベースにあることは分かっただろう。
Yahoo!ニュース
アイルランド出身の推理小説家『ジョン・コナリー』が書いたこの本。
なぜこの本が原作だと言われているのかというと、
物語が似ているから
という点にあるようです。
『失われたものたちの本』が原作と噂される理由とは

映画『君たちはどう生きるか』の本当の原作が『失われたものたちの本』だと言われる理由は物語のストーリーにあるようです。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』のストーリーは
太平洋戦争末期。空襲で母を亡くした少年が父の再婚相手の実家に移り住む。
そこで異世界に迷い込み様々な不思議な体験をしていく。
といったもの
一方で『失われたものたちの本』のストーリーは
第二次世界大戦下のイギリスで、母を亡くした少年が父の再婚相手が暮らす屋敷へ行く。
そこで見知らぬ世界へ飛ばされ冒険を繰り広げる
というストーリー
映画のストーリーと小説のストーリーが似ていることがよくわかりますね。
宮﨑駿監督も、この本を読んで映画のストーリーを作り上げていったのでしょうか。
こうした点で、映画『君たちはどう生きるか』の本当の原作は『失われたものたちの本』だったのではないかと噂されています。
ネットの反応は?

ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の原作について、ネットではさまざまな声が上がっています。
これは重要な情報ですね。「失われたものたちの本」も読んでみたいと思います。
ヤフコメ
まとめ
今回は映画『君たちはどう生きるか』の原作について調べました。
公式からの発表はないものの小説『失われたものたちの本』が本当の原作ではないか。
と噂されているこの映画
まだまだ謎が深そうな作品から目が離せませんね。